群馬県商工会連合会

支援背景・内容

2013年、ヴィーガン（完全菜食主義）料理を提供する店としてスタートした同店。肉・魚を取り入れた料理も加えて客層を広げようとしていたところ、コロナ禍で店舗売上が激減し、行き詰まっていた。
そこで、商工会の支援により、ニーズが高まっているテイクアウト商品を看板メニューにしていくこととした。強みである契約農家から仕入れる“群馬県産のおいしい野菜”を売り出せる新商品「サラダボウル」を開発し、テイクアウトでも利用できるサラダカフェとしてリニューアルすることを計画。また、ECサイトからのテイクアウトの注文・決済をしやすくするとともに、人気の自家製ドレッシングなどの全国販売にも挑戦中である。
補助金を利用した取り組みとして、地元雑誌への広告掲載、店舗内への新商品やテイクアウト商品を陳列するための冷蔵ショーケース設置等を行った。また、専門家派遣制度を利用し、ECサイトへの導線を明確にしたホームページのリニューアル、店舗のロゴマークの新規作成、SNS映えするパッケージデザインなどによるブランド化にも取り組んだ。
新商品・新サービスの提供により、顧客満足度を向上させるとともに、販路拡大とより一層の売上向上が期待できる。