群馬県商工会連合会

支援背景・内容

同社は2016年に開業した会員制フィットネスクラブ。開業後、順調に会員数を増やし売上を伸ばしてきたが、現役サラリーマンや働く女性会員から、早朝や夜間の利用を希望する声が出てきた。また、コロナ禍でジムの利用に不安を感じ、休会や退会する会員も出てきたため、受付やジム内での感染防止対策を講じる必要があった。
そこで、商工会の支援によりコロナ特別対応型持続化補助金を活用。非対面型カードキー入退室システムを導入して顧客との接触機会を減らすとともに、キーを持つ顧客が24時間好きな時間にジムを利用できるようにして密の回避に努めた。その際、防犯カメラを導入して顧客の安心・安全も確保した。また、深夜・早朝営業時の出入口の明確化と新規顧客獲得のために、店舗前と出入り口前に看板を新設。ジム内での感染防止対策としては空気清浄機を５台設置した。さらに、多忙に働く男女が効率的に理想の体型に近づけるトレーニングを提供するため、新たなトレーニングマシンも導入した。
これらの取り組みを行った結果、コロナ禍による会員数や売上の落ち込みを補うとともに、withコロナ時代に対応できる事業運営体制を確立していく素地ができた。